2023/10/22 23:08



ここ数年、世の中を取り巻く環境は目まぐるしく
変わっている。
飲食店も例外ではなく、毎年のようにルール変更が
課され、その中で何が答えかを探し、判断し、行動し、
結果を出さなければならないという、
超難関業種になった。

もはや問題の解決策が「お金」だけだと行き詰まる。
もちろん、やり過ごすこともできない。

では、きちんと向き合って答えを導き出すためには
何が必要か?
いろんな飲食店さんを訪ね、話を聞き、総合すると
個人的な意見としては、
やっぱり「知恵と工夫と協力」なんじゃないかな、と。

そうなると結局は仲間=横の繋がり、が大事だ。

ご存知銚子は年々人口が減っている。
それでいて広い。

いや、この人口に対しての面積としては広すぎる。

海方面の東エリア、駅を中心とした中央エリア、
川沿いに進むと西エリア。
もちろん山の上もあるし、細分化すれば「エリア」は
もっとたくさんある。

ゆえに情報拡散に時間がかかるし、その手段は
いまだ少ない。
この辺が、認知度を広めるために
悩ましいところであるのは間違いない。

ただ。
逆にいうとそれぞれの「エリア」でそれぞれの
商売を成り立たせている飲食店がある。
営業時間や営業スタイル、客層、価格、需要など
みなさん環境が違う。
だからこそ、それぞれの攻め方がある。

へぇ〜、そんな需要があるんですね?
へぇ〜、そんなことやってるんですね?

などなど、訪問するたびに目から鱗が落ちる話が
聞けたりする。

応用できれば自分の店でも新しいニーズが
生まれたり、問題を解決する糸口になるかもしれない。

つまり、まずは知ること。そのためには環境を作ること。
横の繋がりが、新たな展開を生む。

ちなみに過去のテイクアウト銚子オフ会では、
毎回アイディアが出たり、一緒に出来る事を探ったり、
的な話がすぐに始まった。
きっとこの先も、いくつかは形になるだろう。

小さな街だが、まだまだ「知恵と工夫と協力」を
使えば、可能性はあるはずだ。